日亜のコア技術「めっき加工」を、
チーム一丸となって支えたい。

製造本部
2011年入社

宮坂 潤

Recruit TOP Interview03

業界トップの「合金めっき」の
品質を守るために

工業高校で学んだ技術を活かせる職種に、と考えて日亜鋼業に入社して以来、ずっと鍍線(とせん)課で働いています。鍍線というのは針金にめっきをほどこす作業のことですが、最近はめっきにも亜鉛、アルミ、マグネシウム、合金……と種類が多様になっています。その中でとくに日亜鋼業の強みとなっているのが、耐久・耐食性の高い合金の極厚めっき。養殖生簀などに使われ、海水でもなかなか錆びないというのが特長です。
めっきの工程は、塩酸で下処理した針金を約450℃に熱しためっき炉にくぐらせ、その後鉄線にめっきが巻き付いた状態で固まるのを待ちます。私の仕事はこのめっき炉の温度管理や塩酸槽の濃度測定・調整をおこなって、製品の安定した品質を保つことです。私たちの工場ではだいたい3つのラインが稼働しているのですが、合金めっきが始まった5年ぐらい前から、その新ラインを担当する3名チームのリーダーを任せられています。

班を挙げて取り組んだ
「JK活動」の手応え

自分を成長させてくれた経験として思い出深いのは、ラインのリーダーを任されてから取り組んだ自主管理活動のことです。この活動は別名「JK活動」と呼ばれていて、どうやったら安全性を守りながら作業を効率化できるか、3ラインのみんなで同じ目標を共有し、課題解決に取り組んでいくものです。どの作業にどれだけの時間がかかっているか計測する現状把握から始まり、解決策をチームメンバーや技術本部の方と考え、設備を改造したり動線を改良したりしながら1年かけて取り組んだのですが、この経験のおかげで、それまで見えていなかったことまで細かく見えるようになりました。私の班には若手から年配者まで、いろんなメンバーがいますが、年齢差を感じさせずなんでも言い合える風通しのいい環境なので、その点にも助けられています。
いずれは3ライン9名を束ねる「班長」になるのが目標ですが、そのためにはもっと知識やスキルを身につける必要があるなと感じています。対応を間違えれば危険な事故にもつながりかねないものを扱っているので、万が一設備トラブルがあった時などに、いかに冷静に対処できるか。私も常日頃からそこを意識していますが、いざという時に動じずにいられるのはやっぱり経験の強みですね。

安心のサポート体制の中で、
オンもオフも充実した毎日

私は海釣りが趣味で、休日には会社の先輩や同僚と一緒に大阪湾や和歌山まで釣りに行くこともあります。そういう普段のコミュニケーションも信頼関係作りに役に立っているかもしれません。あと楽しみにしているのが、年3回開催される社内ゴルフコンペ。他部署の方とも交流できるいい機会になっています。
日亜鋼業は研修体制が整っていますし、困ったことがあっても周りがフォローしてくれる環境なので、これから入社を考えている方にも安心だと思います。また生活面のサポートも充実しています。私も独身時代は寮にお世話になりましたが、朝夕の食事がついて寮費は格安。個室も大浴場も整っていて快適でしたし、寮の仲間と飲みに行くこともあって楽しい毎日でした。結婚してからは社宅に移り、その後子供が生まれて5人家族になったので今は持ち家に住んでいます。当社でなら、働いていく中で必ずやりがいは見つかると思いますし、オンもオフも充実して過ごすことができるのではないでしょうか。