生産技術の改善を通じて
会社や従業員の未来に貢献したい。

生産技術部
2011年入社

山下 一晃

Recruit TOP Interview02

10年20年と残っていく
「工場全体」を考える面白さ

私は大学時代に機械工学を専攻していて、当時からものづくり産業で働くことが目標でした。日亜鋼業を選んだのは、大学OBも何人か入社されていることを知ったからです。現在の部署では、生産効率や作業安全性を高めるための設備導入を手がけています。各工場に配属されている操業改善班のメンバーが技術本部に相談を上げてくれるので、彼らと一緒に課題解決に取り組むことが多いです。
メイン業務は、本社工場にある「加工部門」製造現場の生産技術改善ですが、それと並行して茨城工場への新規設備導入も担当していて、毎月1週間ほど茨城出張に出かける日々を送っています。茨城工場での役割は、従来必要だった「酸洗」を省略できる新工程に移行することで、環境負荷を抑えつつ、生産効率向上とコストダウンをめざすこと。上司から担当に指名された時は嬉しかったですね。設備導入というのは、機械だけでなく、電気や水、建屋、作業者の動線といった「工場全体」を考える仕事です。自分の引いた図面が実際に形になり、この先10年20年と残って会社の業績や作業員の安全を支えていくんだと思うと、大変ですがやりがいを感じます。

大きな仕事を任されることで
「成長」を実感できた

そんなふうに若手のうちから大きいプロジェクトに参加できるのが、日亜鋼業の魅力だと思います。私の場合、上司が「私が責任を持つから立ち止まってないで行きなさい!」と背中を押してくれるようなタイプだったので、非常にやりやすかったです。思い出深いのは、入社2年目にあった工場改修工事の際に、海外出張で不在だった上司・先輩に代わって、プロジェクトの一部で私が主担当を務めたことです。大きな金額が動く重要度の高い仕事でしたので、自分では「まさか」という思いでしたが、私の考えの足りないところは上司や先輩がフォローしてくれて、随分助けられました。この時は社内だけでなく複数メーカーとの調整やテストが必要でしたが、その経験が自分を成長させてくれたと思います。
正直に言うと、新人の頃の私は自分から進んで行動できるタイプではなくて、どちらかというと受け身な方でした。でも周囲に引っ張り上げていただけたおかげで、「自分で課題を発見して改善策を立案する」という思考が身についてきた気がします。

新技術へのアンテナを張り、
常に挑戦を続けていきたい

技術員としては、常により良い手法や設備がないか模索しながら「新しいことに挑戦する」ことをモットーとしています。私が入社した当時は、技術員はごく少なかったのですが、最近は若手社員も増えてきました。それだけ会社の中でもこの生産技術部の重要度が増してきているのだと思いますし、真摯に仕事に取り組んでいれば、きちんと認めてもらえるところが魅力だと思います。
最近はグループウェアが導入されて社内メンバーのスケジュールが可視化されるようになったので、現場に行くべき時と、自分のデスクワークに集中すべき時の見極めがしやすくなり時間が効率的に使えるようになりました。残業もあまりなくほぼ定時で帰れていますし、有休や半休も取りやすいので、仕事とプライベートのバランスにも満足しています。ものづくりでやりがいを感じたい人には非常に合っている環境だと思うので、これから入社を考えている方にも「安心して飛び込んできてください」と伝えたいです。